僕の死に方 – お墓を用意する方法

年末に金子哲雄さんの僕の死に方 エンディングダイアリー500日を読みましたので、新年からこんなエントリーになってしまいますが、少し書いてみたいと思います(意外と長くなってしまいました)。金子哲雄さんは、非常に心の強い人だなと思いました。自分が、同じ立場で、病気を隠さずに仕事をし、他人に迷惑をかけたくない等考えられないと思います。

ただ、自分が死んだ場合のことは今までに考えたことがあります。特に、長男が生まれて、自分が死んだ時にどのようにしておこうかという事を考えました。まずはお金の面ですが、終身保険を申し込みました。終身保険であれば人間はいつか死にますので、払い込んだ金額は無駄にはなりません。残したい金額は多ければ多いほど良いですが、掛け捨てではないため、結構な額を払い込む必要があります。子どもに塾や習い事などのお金がかかり始める頃には払込完了としておきたいため、10年(子どもが10歳)で払い込むようにしました。そのため、10年で払い込める金額が終身保険で残せる金額としています。

また、住宅は購入しましたので、私が死んだ場合、ローンは団信で無くなります。最悪は住宅を売って、終身保険が入れば、2人の子どもが私立大学を卒業させるくらいの学費は問題ありません。後は、妻名義の口座に葬儀費用と当面の生活費を入れておけばお金の面では心配ないと思っています。

ただ、一番気になっていたのが、お墓です。私は長男ですがお墓がありませんでした。もし、子どもが女の子だけの場合は、お墓を購入することはなかったと思います。両親も、自分もロッカータイプ(都営の立体埋蔵施設)で十分だと考えていました。男の子が生まれたために、子どものためにお墓を購入しようと考えました。

都立霊園の募集要項を取り寄せ、内容を確認しました(Webでも確認できますし、区役所などにも置いてあります)。募集数・場所・金額・前年度の倍率を考えて、申込先は多磨霊園に決定。青山霊園が一番行きやすいのですが、さすがに募集が少なく、倍率も高く金額も高いために諦めました。

ちなみに、現在ダウンロードできる平成24年度のパンフレットには、前年度の倍率が掲載されていますが、結構な倍率ということがわかると思います(多磨霊園の1.8~2.0平米で5.9倍、青山霊園の1.6~1.85平米で12.8倍)。抽選に外れた場合は、次年度の申込時に当選確率が上がるというシステムの地域もあります(連続で落選すると翌年は必ず当選するという地域もあり)が、都立霊園は外れた方も毎年同じ条件での抽選となるようです。

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次に、募集要項を確認します。多磨霊園の場合は下記の5つの条件があります。

  1. 都内に5年以上継続して居住している。
  2. 一度も埋蔵(葬)・収蔵したことがない遺骨を持っている(分骨不可)。
  3. 申込者は申込遺骨と親族の関係にある。
  4. 申込遺骨の祭祀の主宰者である。
  5. 現在一時収蔵施設以外の都立霊園の使用者ではない。

まず、1と5はクリアしていますが、2~4は遺骨がなければ申し込むことができません(都立霊園は都内に5年以上居住という条件がありますが、他の地域の場合はもう少し短いかこの条件はありません)。生前に自分のためにお墓を用意するということはできないということで、本当にお墓が必要な方のみ申し込めるというシステムです。これから高齢者が増えるため、一時的にさらに倍率が上がるかもしれません。私の場合は運良く(運良くとは言えませんが…)、祖母が他界したタイミングで、都営霊園の募集がありましたので、申し込み条件を良く読み、書類をすべて用意して申し込んだところ、1回で当選しました。くじ運は非常に悪いため、毎年申し込む予定でしたが、本当に必要な物は当たるようです。

書類について補足すると、”1″の都内に5年以上というのは、住民票を発行すれば、「◯年に転入」と書かれていますので、そちらを確認します。◯年に転入が5年以上前の場合はその住民票のみでOKですが、◯年が5年未満の場合で都内で引っ越している場合は、前回住んでいた区で住民票の除票をとります。それをあわせて5年以上という条件がわかればそれでOKですが、更に引っ越している場合は同じような除票を何度か発行して貰う必要があります。ただし、除票は5年以上遡れませんので、5年以上遡る場合は区役所などに相談してください。

“2”に関しては、葬儀屋さんから火葬許可書を貰います。その火葬許可書を火葬場に持って行くと遺骨とともに埋葬許可書が渡されます。その埋葬許可書がこれに当たります。

次に、”3″の親族関係の証明は全員の謄本を取ればOKです。 祖母の場合でも非常に大変でしたので(思っていた場所と本籍が違ったため)、都立霊園を申し込んでから結果発表までの間に余裕を持って揃えておくと良いです。もし抽選で外れたとしても、1度取得方法がわかれば次回も直ぐに対応できます。

最後に、”4″の祭祀の主宰者は、喪主であることを書類で示す必要がありますので、会葬礼状(下の写真のようなもの)を申し込み本人の名前で用意し、領収書も申し込み本人の名前で発行してもらいます。

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当選後に、これらの書類を指定日に都庁に持って行くと、書類のチェックを受け、問題なければ完了となります。管理料の口座引落(クレジットカード引き落としはできません)を忘れずに申し込んでおきましょう。銀行口座から引き落としが続いている限り、その墓地の権利は無くならないとのことです(もし海外で暮らしていても口座引落が出来れば問題ありません)。

あとは、お墓を用意するだけです。地元の墓石屋(札幌)で作ってもらい、その墓石を東京まで運んでもらい設置してもらいましたが、これでも東京で用意するよりは安かったかもしれません(結構合理的なお墓です)。これで、お金とお墓の心配は無くなりました。

あと困るものは仕事関連でしょうか。私が行なっている業務を他の人がやったことがありませんので、これからマニュアルを作成したいと思います。

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