Webシステムの開発環境はVMwareかAmazon EC2か

VMware今まで新しくWebシステムを開発する場合はVMwareをインストールし、OSをインストール。ある程度のカスタマイズをしたところでスナップショットをとっておきました。このスナップショットを別のディレクトリにコピーしておけば、新しくWebシステムを構築する時に開発環境をすぐに整えることができます。

最近ではAmazon EC2(クラウド)で同じような仕組みが用意(Amazon EC2も仮想サーバなので根本的にVMwareと同じだと思います)しているため、開発環境をAmazon EC2で行うかVMwareで行うか迷うところです。

VMwareのメリットは無料(VMware server)。本番環境を用意するまではお金は発生しません。Amazon EC2の場合は起動している時間単位で課金されるため、1ヶ月で3,000円程度はかかります(マイクロインスタンス($0.027/1時間)という格安のものがありますので、そちらで1ヶ月起動すると約$20。この他にEBS(外部ディスク)も使うと思いますので、約3,000円程度)。

Amazon EC2の画面VMwareのデメリットは本番環境にファイルをアップロードする必要があります。Amazon EC2の場合は、マイクロインスタンスで開発してから、本番はスモールインスタンスで起動するという方法がとれるため、本番環境で開発しているのと同じです(当然バージョンアップなどはVMwareと同じように本番環境にファイルをアップロードする必要はありますが)。

どうしても開発環境はローカル(社内LAN内)にする必要がある場合や、開発環境にお金はかけられないということであればVMware。3,000円なんて気にしないという場合はAmazon EC2が良いと思います。弊社はクラウドがもう少し普及し、金額が下がることがあれば、本番環境も検証環境もAmazon EC2にしようかと思います。

本番環境は専用サーバにするかAmazon EC2にするかを今度書きたいと思います。

Webシステムの開発環境はVMwareかAmazon EC2か” への1件のコメント

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