PHPの便利なところは、コマンドラインの処理が可能なところです。通常はApache等のWebサーバのモジュールとして動かして利用しますが、コマンドラインで実行可能なため、cronを設定することにより、特定の時間にバッチ処理を行うことも可能です。ポイ探や買いログでも、cronでのバッチ処理は多く利用しています。
今回は、大量のログデータの処理を行う必要があり、そのファイルをどのように処理するかを考え、契約しているサーバで実行するよりもWindowsクライアントで実行できないかと考えました。実行するためにはWebサーバは不要ですので、PHP単体でインストール・実行可能かを検証してみます。
まずは、PHPのダウンロードページよりThread Safeのインストーラー版をダウンロードしました。
インストーラーで「Web Server Setup」の画面が表示されたら、「Do not setup a web server」を選択し「Next」ボタンをクリックしてインストールするだけでWebサーバをインストールさせなくても動かすことができるようです。
インストール終了後にWindowsの再起動します。再起動のメッセージは表示されませんが、Pathを有効にするために再起動したほうが良いです。再起動後コマンドプロンプトを起動しphp -vを実行します。正常にバージョンが表示されますので、これで普通にPHPを使うことが可能となります。