JCBが「クレジットカードに関する総合調査」2012年度の調査結果を発表

JCBが一般消費者3,500名に対し「クレジットカードに関する総合調査」を行い、2012年度版をまとめて発表しました。このアンケートではJCBカード会員向けのアンケートではなく、一般消費者となっています。

1.クレジットカードの保有率

クレジットカード保有率は87%、平均保有枚数は3.5枚となっています。思っていたよりも多い数字です。保有枚数に関しては、ポイ探ユーザにもアンケートを取ってみたいと思います。

2.クレジットカードの利用頻度

一番多く利用するカードの利用頻度は5.3回/月、4.9万円/月の利用となています。約5万円利用と考えると年間60万円の利用です。

3.クレジットカードを利用する理由

ポイント・マイルが貯めやすいからが1位で、入会費・年会費の安さも上位に来ているようです。

4.クレジットカードの利用する業種

オンラインショッピング、携帯電話、スーパーマーケット、ガソリンスタンド、公共料金、コンビニエンスストア、定期券、保険料等が増加しているようです。生活用品をカード払いに変更しているユーザが増えているのでしょう。減少しているのは、飲食店、家電量販店、高速道路料金、CATV等の有料放送、ゴルフ場。減少しているのは贅沢品というか、節約の影響でしょうか。

5.電子マネー保有率

電子マネーの保有率は70%、利用率は57%。交通系の電子マネーが普及のきっかけでしょう。

いつも、データとして気になるのは、ポイントを付与しているようなサイトでこれらのアンケートを行なっているかどうかです。例えば、マクロミルやネットマイルなどでアンケートをとるのと、インセンティブがない状態でアンケートをとるのでは、ポイント・マイルに関するアンケートの値はかなり違ってくるのではないかと思います。今回のJCBの調査については、ポイント付与があったのかはわかりません。ただ、ポイント・マイルのアンケートを実施する場合は、ポイント付与がない状態でのアンケートにするか、比較のために両方で行うかにしていただければと思います。

JCBが「クレジットカードに関する総合調査」2012年度の調査結果を発表” への1件のコメント

  1. ピンバック:アンケートの対象者は非常に重要 | 菊地崇仁ブログ「ポイ探社長のブログ」

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