先日、住宅購入に関して少子化問題を考えるという記事にしましたので、今回は住宅購入そのものについて書きたいと思います。

“家”には、マンションだったり建売住宅だったり、注文住宅というような物があります。それぞれメリットもあり、デメリットもあります。「戸建 vs マンション」みたいなやり取りもありますが、どちらもメリット・デメリットがあるので、どちらが良いかなどはその人次第です。

私が戸建にした理由は車があるからです。駐車場代として30,000円／月支払うと、年間で36万円。30年で1,000万円程度になります。戸建の場合は駐車場を作れますが、マンションの場合は借りるしかありません。そのために、ある程度高くなっても戸建にしようと思いました。

戸建の中でも注文住宅にした理由は、やはり「カスタマイズ」できるからです。このカスタマイズは非常に大変ですので、本当に好きな人じゃないと難しいかもしれません。決めることが多すぎて、嫌になる可能性もあります。「巾木の色・形はどうしますか？」と言われても、「巾木って何？合うようにしてよ。」と思いますが、本当に小さいところから自分達で 決められます 決めなければなりません。金額も建売住宅よりも1～3割程度は高くなると思います。高いお金を払って、大変な思いをしたくないという人は、建売住宅にしましょう。建売住宅は、子供部屋2つ、寝室、LDK＋駐車場というようなオーソドックスな作りが多いため、家を買いたいと思うような人たちの大部分は満足できるようになっているはずです。

注文住宅の場合は、どのように生活するのかで、ここに△△を置きたいから、高さを☆cmにしてとか、ここにはコンセントを設けて、という感じで、”家に生活を合わせる”のではなく、”自分の生活に家を合わせる”ことができます。自分の生活に家を合わせるには、自分の生活パターンや今の持ち物を全て洗い出す必要があり、これがかなり大変な作業です。

我が家は共働きのため掃除はお掃除ロボット ルンバを利用しています。で、こいつの設置場所がなかなか大変なんですよね。Dockに戻るまでには直線で1～2メートルくらい距離が必要ですし、目立つところに置きたくないというのもあります。設計士やインテリアコーディネーターと相談して決めたのが、押入れの下に小さいふすまを設けて、そこに設置しましょうという事になりました。当然、そこで充電するために、コンセントも用意してあります。

元々は、上下に分けないような押入れでしたが、上下で分割したり、押入れ内にコンセントを設けたりするのも注文住宅の魅力です。

お掃除ロボの例はほんの一例でしかありませんが、土地の場所、建物の形から素材等を全て自分達で決められたのは非常に良かったです。私のように、こだわりが強い方、時間に余裕のある方、家にいることが好きな方には注文住宅お勧めです。