Firefoxが6週間毎にバージョンアップ行われるようになりました。この6週間毎にバージョンを1つずつ上げる必要があるのかわかりませんが(すぐにFirefox 20とかになりますよね)、開発サイドが決めたことですから、利用者は受け入れるしかありません。
しかし、Firefoxの強みであるアドオンがバージョンアップに対応できずに強制的に無効になる場合が多いというのは非常に不便なことですので、バージョンアップと言うよりは、リビジョンアップ程度にして欲しいところです。
Firefoxのバージョンアップ後にアドオンの動作確認ができていないだけで、実際は動作する場合も多いため、このバージョンのチェックを無効にしてアドオンを使う方法がありますので紹介したいと思います。
1.Firefoxを起動し、アドレスバーに「about:config」と入力して「Enterキー」を押します。
2.「動作保証対象外になります!」というメッセージが表示されますので、「細心の注意を払って使用する」ボタンをクリックします。
3.空白の場所で右クリック「新規作成(W)」から「真偽値」をクリックします。
4.「設定名を入力して下さい」という箇所に「extensions.checkCompatibility.*.0」の*をバージョンに変更して入力します。Firefox 8の場合は「extensions.checkCompatibility.8.0」です。
5.「真偽値を入力して下さい」で「false」を選択し、「OK」ボタンをクリックします。
6.Firefoxを一度閉じて、再度起動するとバージョンのチェックが無効になります。
Firefoxを起動し、「ツール(T)」から「アドオン(A)」を選択すると下記のような画面が表示されます。「アドオンの互換性確認は無効化されています。」と表記が現れ、アドオンによっては「◯◯はFirefox 8.0と互換性がありません。」との表示があることがわかると思います。Firefox 8で動作しない場合は、「無効化」を自分で選択すればいいだけです。
Firefox 9以降がリリースされた場合は、上記の1~6までの作業を行えば同様にバージョンチェックを無効化できます。
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