出張時に、できるだけ荷物を減らしたいのですが、カメラを持っていく必要があります。現在利用している一眼レフカメラのNikon デジタル一眼レフカメラ D40を持っていくのはさすがに邪魔ですので、コンパクトな「PENTAX デジタル一眼カメラ Q ダブルレンズキット」を購入しました。
届いてみると、「小さい」というのが第一印象。これなら邪魔にならずに持っていけそうです。普通のコンデジの大きさで、レンズの交換ができるというイメージです。
Amazonのレビューも良いために購入したのですが、撮影すると”ボケ”がありません。確かAmazonのページではボケは可能と書いていたと思いましたので、再度チェックすると以下のように書かれています。
■一眼カメラらしいボケ味をいかした写真に、ボケコントロール
人や動物、花などの被写体が際立つ、背景をぼかした表現も簡単。モードダイヤルをBC(ボケコントロール)に合わせて撮影すると、ピント位置や被写体との距離などをカメラが判断し、前後をぼかした写真に仕上げる。
モードダイヤルを「BC(ボケコントロール)」に合わせると、背景を簡単にぼかすことができるのかということですので、実際に「BC」に設定して撮影してみました。
確かにぼけているのですが、ソフトウェアで強引に処理している感じがします。おそらく、中心部分から徐々に「ぼかし」を入れていく処理をしているのだと思うのですが、外に行けば行くほどボケは強くなっていて、どうも不自然なんですよね。素人の私が見てもちょっと強引かなと思いますので、正直このモードで撮影は無しかなと思います。下はNikon D40(レンズ:Nikon AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G)で撮影したものです。
やはり、こっちのほうが自然ですね。何が違うのかはわからないのですが、一眼レフで撮影したという感じの写真になります。
今回の出張用の目的には合っているため大変満足ですが、「一眼レフカメラ」としての満足度はちょっと低いですね。子どもの撮影用として考えている方は、大きくても普通の一眼レフカメラ方が良いかなと思います。単に、PENTAX デジタル一眼カメラ Qの標準レンズが悪いだけで、別のレンズを購入すれば同じような画質になるのかもしれませんが…。