Nikon一眼レフカメラ(D40)のクリーニング方法 – イメージセンサークリーニング

Nikon D40で空を撮影先日、空を撮影した時に、PCで写真を確認すると、なぜか画像が汚くなっていました(右の写真は汚い部分のみを切り取った画像)。レンズを変えて撮影しても、同じ場所が汚れているので、レンズの汚れではなく、本体内部の汚れという事になります。

そこで、本体の中をブロアーで掃除してみました。何度かブロアーでシュッシュッとやってみましたが、試し撮りするたびに汚くなっていきます…。ネットで調べてみると、ブロアーを使いすぎると、イメージセンサーに汚れが着く事もあるのでやり過ぎないようにと。何度も何度もやってしまいました…。

nikon-maintenanceイメージセンサーがどこにあるのかもよくわかりませんし、とりあえずニコンクリーニングキットプロを購入しました。ちょっと高いですが、数年メンテナンスもしていないですし、今後、自分でメンテナンスする必要もあるだろうと思って購入。メンテナンスキットには無水エタノールが付属していないという事もわかっていたので無水エタノールも同時に購入しました。Nikon以外のカメラのメンテナンスはしないでくださいと書かれていますが、どんなカメラでも使えるキットのはずですが…。

メンテナンスの解説CD-ROMがありますので、そちらをパソコンで表示します。まずは、イメージセンサーがどれだけ汚れているのかをチェックしてみました。ここからはNikon D40での説明となります。

settings1.電源をONにして、上部のInfoボタンを押します。
2.撮影モードダイヤルを「A」にあわせて「絞り値」を16に設定します。設定方法は付属のマニュアルを見てください。
3.次に、撮影モードダイヤルを「M」にあわせて、「FINE」「L」「AUTO」に設定します。こちらも、付属のマニュアルを見てください。
4.フラッシュを使って、シャッターを押します。

で、撮影された画像がこれ↓。

クリーニング前の汚れ

シャーレで菌を培養して、顕微鏡で覗いているような写真…。これは虫じゃないですけど気持ち悪いです。

シルボン紙メンテナンスCDの動画の説明を見ながら、エタノールをつけるシルボン紙を巻く練習。簡単そうで結構難しい。動画では簡単に巻いているのですが…。次に、イメージセンサーのクリーニングの前に、練習としてレンズのクリーニングを行います。が、エタノールの量がなかなか調整できないため、動画のようにはうまくいきません。練習してから、ある程度エタノールの量を調整できるようになったために、ようやくイメージセンサーのクリーニング開始です。

1.バッテリーをフル充電します。マニュアルには必ずACアダプタを接続してから作業してくださいと書かれていますが、今回はバッテリーで作業をしました。バッテリーのみで作業する場合は自己責任でお願いします。電源が途中で切れた場合は故障の原因になるという事でACアダプタを接続してくださいと書かれているのですが、私はバッテリーフル充電のほうが安全だと思いました。突然の停電とかを考えると、バッテリーのほうが安全のような気がします。
クリーニングミラーアップ2.「Menu」ボタンから「セットアップメニュー」を開き「クリーニングミラーアップ」を選択します。バッテリーが「□□■(フル充電を■■■とした場合)」以下の場合はクリーニングミラーアップ メニューを選択できません。
クリーニングミラーアップ「する」3.「クリーニングミラーアップ」を「する」を選択します。
クリーニングミラーアップ シャッターボタン4.「シャッターボタンを押すと、ミラーが上がり、シャッターが開きます。終了するには、カメラの電源スイッチをOFFにします。」と表示されますので、カメラのシャッターボタンを押します。カシャッという音がなり、ミラーが上がります。
5.イメージセンサーをマニュアルCD-ROM通りにメンテナンスします。

メンテナンス後に、最初に撮影したモードで、イメージセンサーの汚れをチェックします。テレビショッピングみたいに、おーーーーという感じで綺麗になりました。虫みたいな汚れが無くなっていますね。
イメージセンサークリーニング後

夜中作業したために、別の日の昼間に同じモードで撮影したもの。汚れはないですね。

イメージセンサークリーニング後

一番難しい所をクリーニングできましたので、後はボディー等をクリーニングして終了しました。今後は定期的にメンテナンスをしたいと思います。

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