我が家は共働きのため、食事の準備は妻、食後の食器洗いは私の分担としています。これは、DINKS時代からで、子どもが産まれた今でも同じようにしています。
この、食器洗いを効率化するために導入したのが食洗機です。ただ、一般的な日本のキッチンに付属している食洗機の場合は、4人家族用と書かれている場合が多いのですが、ほぼ使い道がありません。理由としては、料理には鍋やフライパン、ボウルなども使いますが、それらは食洗機に入りません。結局、鍋やフライパン等を洗うときに食器を洗えば、食洗機を使う意味が無くなります。そのため、あえて食洗機をつけないという人もいますね。
私はアメリカに数ヶ月いましたが、その時にこれは便利と思ったのがフロントオープン式の食洗機です。特に、アメリカのものでこれは良いと思ったのはほとんど無いのですが、食洗機だけは便利だなと思いました。
フロントオープンタイプの食洗機の場合、食器や鍋、フライパン等なんでも入ります。家を建てるときに、これだけは入れたいと思っていましたので、20万円程度追加して導入しました。
以下の様な物が1度に洗えます。あまり綺麗な写真ではありませんが…。
- フライパン(大・中) × 2
- 鍋(中) × 2
- 炊飯器の内釜
- ボウル(中) × 2
- まな板(小) × 2
- お皿(大) × 4
- お皿(中) × 2
- 小皿 × 5
- 茶碗 × 2
- 子供用食器 × 4
- コップ × 5
- スプーン等
デメリットとしては、朝食だけ、昼食だけというような洗い方ではなく、1日まとめて洗うという感じになるために食器がたくさん必要になります。また、キッチンの収納が減ります。日本の一般的な食洗機は横が45cmですが、我が家のタイプは90cm 60cmとなりますので、45cm 15cm分の収納が無くなりますね。その分の収納をバックセットに持って行きました。あと気になるのは、この機種だけかもしれませんが、乾燥が弱いというところです。電気代も考え、23時にスイッチを入れて、朝には乾燥が終わっているランプが付いていますが綺麗に乾いていません。フィニッシュリンス(リンスエイド)を使うと、綺麗に乾燥しますが、1回に1本はちょっと高すぎますね(実際に1回1本使っている人はいるのだろうか?)。
アメリカで使っていた食洗機は音はうるさい、終わったあとはぐちゃぐちゃ(ものすごい水圧のため)、乾燥は電熱ヒーターのため、プラスチック製品がカゴから落ちていると溶けているなど、一度に洗えるメリットはありましたが、それ以外の問題もありました。ドイツ製のMiele(ミーレ)はこの問題はありませんね。家を建てる、キッチンのリフォーム等を考えている方で、食洗機を検討している方は、収納が減ってもフロントオープンタイプの食洗機はオススメです。
ピンバック:ドイツ製の食洗機Miele(ミーレ)の「食器洗い機庫内洗浄クリーナー」を使ってみる | 菊地崇仁ブログ「ポイ探社長のブログ」
90cmじゃなくて60cmですよね??
90cmなんてあるのかしら。
すみません。
測った所、横幅60cmでした。