タブレット端末でポイントの付与・利用ができる「T-UNIT 3」を触ってみた

タブレット端末「T-UNIT 3」最近、タブレット端末やスマートフォンでのクレジットカード決済に関するニュースが多いのですが、ポイントカード市場もタブレット端末に関するニュースが出ています。

2013年5月13日(月)に発表されたTポイントの付与・利用ができるAndroid端末「T-UNIT 3」を実際に使ってみました。個人でヨガの先生をしていたり、家庭教師等をしているような方は現時点では申し込むことができませんが、個人商店(八百屋や文房具屋等)のようなパターンは申し込む事ができるようです。クレジットカード決済でも個人申込みができますので、この辺りは要望が多ければ申し込めるようになるかもしれません。もちろん、Tポイント加盟店情報にも掲載されます。

端末は7インチタブレットで、iPad miniよりも若干小さい感じでしょうか。端末は貸与で、T-UNIT 1やT-UNIT 2等の中小企業向けの端末と料率などは全く同じとのことです。3G回線もありますので、宅配サービス等でも対応可能(但し、屋台などの移動販売業者は申し込みできません)。スワイプする端末(ドングル)は若干大きめです。

機能としては、クレジットカード決済はできず、レジ機能もありません。Tポイントの付与・利用に特化しています。”既に店舗があって運営しているがTポイントを付与したい”という事業者向けのサービスですね。全く新しくお店を始めたいという場合には、別途レジアプリや決済アプリをインストールする必要があります(アプリのダウンロード・インストールは可能)。イヤホンジャックの端末を変えれば、楽天スマートペイも使うことが可能です。これはTポイント陣営としては微妙なところだと思いますが…(T-UNIT 3の開発はヤフーです)。

スワイプに関しては、既にPayPal Hereを使っているため問題ないのですが、はじめてこの手の端末を使う方は慣れるまで少し時間がかかると思います。文字も大きく、余計な機能も無いため直感的に触れます。イヤホンジャックが塞がれてしまいますので、入力時にはバイブ機能で誤入力を防ぐような作りにしたとのことです。

Android端末の一番のメリットは、アプリを更新していくだけでどんどん新しい機能を追加できます。要望を出すと反映まで早いという事ですね。今回は、店舗側について書いていますので、All Aboutではユーザ側の事も書きたいなと思います。

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