先日、半分仕事・半分家族サービスで「星のや富士」に宿泊しました。半分仕事と言うのは、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードの特典を利用し、レポートするための宿泊だったためです。
やはり夏休みということで、キャンプらしい事も体験させたい。しかし、未就学児2人、小学1年生1人を大人2人だけで本格的なキャンプは不安もあったため、最近流行りのグランピングで調べ「星のや富士」に決めました。
また、星のや富士であればサファリパークにも行けるため、チケット購入ワザなどの紹介もできると思い、一石二鳥の旅行となりました。
星のや富士は、おそらく全室から富士山が目の前に見えるようになっています。しかし、夏というのは富士山が綺麗に見えるのは半分以下ということでした。私はかなり晴れ男のようで、今回の滞在は綺麗に富士山が見えました。もし、夏に行く場合は富士山が見えない日もあるという事を覚えおきましょう。
1.宿泊までの流れ
まず、車で行く場合は「レセプション」という建物を目指していくことになります。レセプションではリュックサックを渡されます。リュックは自分で好きな色、形を選ぶことが可能です。
リュックの中(写真下)は、双眼鏡、ヘッドライト、地図(簡単な施設のマップ)、虫除けスプレー、ひざ掛け(下に敷いている黄緑色のもの)、ビスコッティ、マウンテンボトルが入っており、ビスコッティとマウンテンボトルはお土産です。
子どものリュック(写真下)にはヘッドライトとひざ掛けのみが入っています。森の散策などに必要な物は入っているため、この辺りは自分で持っていく必要はありません。
リュックを受け取り、手荷物を預けると、星のや富士のジープでフロントに行きます。宿泊施設まではかなり急な坂道を登るため、ジープでの移動となるようです。
そのため、車は駐車場に置きっぱなしになりますので、貴重品などは車に入れておかないほうが良いでしょう。
2.星のや富士の設備は?
フロントについたらチェックインし、地図を見ながら施設の案内を受けます。部屋の鍵を渡されるため、部屋までは自分たちで移動します。鍵には鳥を呼ぶことができるバードコールというのが付いていますが、鳴らすのが非常に難しく、ほぼ使いませんでした。
部屋の設備はwebサイトに案内は無かったと思いますが、ほぼ通常のホテルと同じだと思っていれば大丈夫です。
お風呂、トイレは部屋にありますし、冷蔵庫もあります。コーヒーや紅茶なども用意されており、歯ブラシ、ドライヤー、ナイトウェアなども全てそろっています。また、部屋にはコンセントも付いているため、ケータイの充電なども可能です。唯一ないのがテレビとラジオですので、無いのは”音”だけですね。
3.食事は?
食事は夕食・朝食ともにダイニング、クラウドテラス、ルームサービスの3択となります。野外で食べる場合は、クラウドテラスの「シェフ飯」(写真左)になりますが、かなり人気のようで、予約が難しいです。また、電話で確認した時には、子供はNGとのことでした。
今回は子供がいるのと、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードに付いている特典を利用したためダイニングでの食事となりました。星野リゾートでは宿泊予約をすると、自動的にレストラン予約が行われます。もちろん変更も可能です。
未就学児の子供についてはパンとスープが無料で付いています(2つ下の写真)が、4・5歳程度であれば少ないと思いますので、追加したほうが良いでしょう。ただ、追加すると今度は結構ボリュームがあります(1つ下の写真)ので、子どもに応じて大人の食事を分ける+無料の食事か、子どもメニューを追加するか考えてください。
4.アクティビティは?
ライブラリーカフェでは、コーヒーを飲めたりマシュマロを焚き火で炙って食べたりすることもできます。また、ハンモックが用意されていたり、ベンチが用意されていたりとゆっくりできるスペースがたくさんあります。
有料のアクティビティもたくさんありますが、子どもがいる場合は施設内だけで十分楽しむことができます。薪割りの体験もあり、私も実際にやってみました。大人の場合は、斧で丸太1つを割りますが、割れた時はかなり気持ちが良いです。
夜には演奏会や子供向けの絵本の読み聞かせなどもあります。また、1匹だけですが、クワガタも捕まえることができました。
設備などを見ても分かる通り、これをキャンプといえるのかは微妙なところだと思いますが、子供がいたり、本格的なキャンプはちょっとなぁ、という場合は良いのではないかなと思います。