先日、米国のSquareが日本進出し、スマートフォン・タブレット端末でのクレジットカード決済手数料が一気に安くなりました。それまでは、PayPal Hereが5.0%、楽天スマートペイが4.9%、Coineyが4.0%でしたが、これに加えてSquareが3.25%と一気にそれまでの最低手数料から0.75%も下がりました。
このSquareの影響により、2013年6月18日から楽天スマートペイの決済手数料が3.24%に改定されました(0時に変更済み)。さらに楽天銀行を開設後、振込口座を楽天銀行に指定し、1,000円以上決済すると、初期費用(カードリーダー含む)が実質無料になるキャッシュバックキャンペーンも行われています(通常は2,980円)。
この0.01%がどれほど影響があるのかということです。100円、1,000円、2,000円、5,000円、10,000円を決済した時のことを考えてみます。
Square | 楽天スマートペイ | |
100円 | 3.25円⇒3円 | 3.24円⇒3円 |
1,000円 | 32.5円⇒33円 | 32.4円⇒32円 |
2,000円 | 65円 | 64.8円⇒65円 |
5,000円 | 162.5円⇒163円 | 162円 |
10,000円 | 325円 | 324円 |
1,000円、5,000円、10,000円で1円の差がでますね。四捨五入というのがポイントで、安くなる場合もありますが、変わらないこともあります。0.01%で優位に立てるかどうかというと微妙かなと思いますが、今後はPayPal Here等も手数料を下げてくる可能性もあり、加盟店にとっては良い流れですね。