先日、All Aboutで「ガソリン価格高騰!カードで2円引きは本当にお得?」という記事を書きました。この記事で書いたのは、年会費無料のENEOSカードSで支払うと請求時に2円引きなので、ENEOSが特約店となっている楽天カードで2%還元を受けたほうがおトク、ということでした。
しかし、ガソリンスタンドの「会員価格」を考慮していないと言う読者からの指摘がありました。ENEOSカードで支払うと、会員価格となるため、2円引きで給油ができ、更に請求時に2円引きだから、会員価格を考慮すれば、楽天カードよりもおトクになるはずで、記事は間違っていると言う指摘でした。
この指摘を受けて、現在All Aboutの記事は非表示になっています(2014年6月17日に修正し再開)。
この「会員価格」については何も記述していなかったため、指摘があって当然です。この会員価格について、私の認識が間違っているかもしれないため、いくつかのガソリンスタンドに確認しました。
まず、ENEOSで給油するときの会員価格の「会員」の条件は
- 現金カード会員
- Tカード会員
- 提携カード会員(ANAカードや楽天カード等)
- ENEOSカード会員
となります。要するに、楽天カードなどの提携カード会員も「会員価格」で給油可能です(実際、私もENEOSで提携カードの「ANAカード」で支払っていますが、会員価格での給油となっています)。
ただし、ENEOSカードの場合は、ガソリンスタンドによっては表示価格から3円引きとなるようですので、提携カードの2円引きとの「1円の差」も含め、All Aboutの記事を修正しました。
ガソリンが値上がりすればするだけ楽天カードなどの提携カードのほうが有利になります。理由は○円引きと△%分のポイント付与の違いです。100円の時の2円引き(2%)と200円の時の2円引き(1%)では、”率”が変わっていることがわかると思います。しかし、楽天カードの場合はENEOSで2%ポイント付与ですから、200円になっても2%の”率”は変わりません。そのため、ガソリンが上がれば△%分のポイント付与のほうがおトクになります。
ガソリンスタンドによっては、Tカード提示+ANAカード支払いもできる所があったりするため(現在は全てでNGかもしれません)、割引金額などが違う場合があるため、記事に注釈を付けて公開しました。