最近は、「家を買うな」という人も増えて来ました。主張をまとめると、
- 家は資産ではなく負債である
- 制約が増える
- 人口が減少しているため、土地の値段はどんどん下がる
というような感じでしょうか。特に反論するつもりもなく、その通りだと思います。
“1”に関しては、ローンを返すために働いているようなものという指摘で、金持ち父さん貧乏父さんで書かれていますね。確かに30年かけてローンを返しても、その頃には資産価値はほぼゼロになっているでしょう。それでも「土地が残る」という人は、”3″を読んで下さい。”2″に関しては、転勤で結局住めなかったとか、子どもの教育を考えて、〇〇を受験するから引っ越したいけど家があるので引っ越せないとか行動の範囲が狭くなるという意味です。”3″に関しては、出生率が低下しているため、どんどん人口は減り続け、当然、土地の値段は下がり続けます。地方に行けば行くほどこの傾向は顕著だと思います。「価値が下がるとわかっているのに、高いお金を払って買う意味あるの?」というのが先ほどの「家を買うな」の主張につながります。