34歳以上の男性は風疹の予防接種を受けましょう – 風疹ワクチンは不足しています

読売新聞社の風疹患者報告数読売新聞で『風疹「非常事態」宣言も…GW前に予防接種を』とありますが、男性はいつでも受けられますので予防接種を受けておきましょう。特に、4月時点で34歳以上の方。患者のうちの78%が男性とのことです。

私も34歳以上の男性ということで、本日予防接種を受けて来ました。風疹ワクチンは不足していて、接種出来ませんでした。MR(麻疹・風疹混合)ワクチンは在庫がまだあるようですので受けられます。麻しんとの混合のため高くなるようですが、高くても受けたほうが良いですね(私の場合は11,000円でした)。

予防接種で渡された用紙に風疹について書かれていましたので転載します。春先から初夏にかけて流行とありますので、今の時期ですよね…。自分は関係ないと思わず、受けられるときに受けておいたほうが良いでしょう。飛沫感染ですので、妊娠中の方はマスクが必須です。注射はほぼ痛みはありませんでした。

風しんについて
風しんは、風しんウイルスによっておこる感染症で「三日ばしか」とも呼ばれます。主に春先から初夏にかけて流行し、飛沫感染でヒトからヒトへと感染します。感染力は、麻しんや水痘(水ぼうそう)ほど強くありません。

風しんの症状は
主な症状は、発疹、発熱、首のうしろのリンパ節の腫れで、そのほかに咳、鼻汁、目が赤くなるなどの症状もみられます。潜伏期間(ウイルスに感染後、無症状の期間)は2〜3週間で、発疹の出る2〜3日前から発疹が出た後の5日くらいまでは感染力があるといわれています。感染しても子どもでは3日程度で治るとされていますが、大人になってからかかると関節痛がひどくなるなど重傷化する傾向がみられます。

風しんの合併症は
一般的に予防は良好といわれていますが、まれに血小板減少性紫斑病(症状としては出血斑、鼻血:約3000人に1人)や脳炎(症状としては発熱持続、けいれん、意識障害:約6000人に1人)といった重い合併症がみられる場合もあり、決して軽視できない疾患です。
妊娠初期の女性が風しんにかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる病気により、心臓病、白内障、難聴などの障害を持った赤ちゃんが産まれる可能性があります。一緒に生活しているご家族からうつることが多いため、ご家族が風しんにかからないようにワクチンを受けておくことも大切です。

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