10円の利息の場合は税引き後は9円になる理由とは? 税金は分けて計算、計算後に切り捨て

先日、記事を書いている時に、銀行の利息についての記述を行いました。

「利息は10円、税金が引かれると9円になります」と書いた所、8円では? という指摘がありました。

銀行の利息に対しては、20.315%の税金がかかります。従って、10円に対して20.315%の税金 - つまり2.0315円が引かれるため、8円ではないか ー という指摘です。

しかし、税金の20.315%の内訳は「所得税及び復興特別所得税」が15.315%と「住民税」が5%となります。

これらの税金は、別々に計算されることになります。

従って、

A.10円の15.315%=1.5315円
B.10円の5%=0.5円

となり、利息の税金は切り捨てとなるため、Aは1円、Bは0円となります。

従って、利息が10円の場合の税金はA+Bの1円となるため、税引き後は9円ということです。

念のため、銀行員に確認しましたが、計算方法は合っているので9円で間違いないとのことでした。

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