先日、長男(小学1年生)と歌舞伎座で歌舞伎を見に行ってきました。「芸術祭十月大歌舞伎」の「夜の部」となり、外郎売、襲名披露 口上、熊谷陣屋、藤娘という内容です。
事前にイヤホンガイドを借りたほうが良い、という事を聞いていたため、開始前にイヤホンガイドを借りました。1個1,700円ですが、デポジットが1,000円となっており、返却時にデポジットの1,000円が戻るという仕組みです。イヤホンは子供向けもあったため、子供向けのものを1つ借りることにしました。
16:30に開演し、はじめての歌舞伎が始まりました。
結論から言うと、やはり小学生には難しかったようで、全くと言っていいほど落ち着きがありませんでした。騒いだり、話しかけてきたりすることはありませんでしたが、やはり難しいと言うのが原因です。
イヤホンをセットしながら見ていましたが、長男が途中でイヤホンを取って、もう必要ないと言ってきました。
大人の場合はガイドで補完しながら見ることで、はじめての人でも楽しむことができます。
しかし、イヤホン自体は子供用がありますが、流れているガイドは子供向けにはなっていません。従って、小学生にとっては、イヤホンをつけてもつけなくても意味がわからない、というのが飽きてしまう原因のようです。
最後の「藤娘」は踊りのみで話はないため、長男も落ち着いて見ていました。演目によっては子供でも楽しめるものもあるのかな、と思います。
元々、歌舞伎は子供向けではないとは思いますが、音声ガイドを子供向けも用意するなどして頂けると、子供でも楽しむことができるのではないでしょうか。